『ゆかいなお役所ごはん』(くらふと)短文感想

マンガ感想

感想を一言で言うと、農水省(の食堂)に行ってみたくなる。油が染みたナス食べたい。

お役所の社員食堂などの食べ歩きとインタビューレポ。絵柄が杉浦茂調なのが特徴なので、本屋で買うときに間違えて青林工藝社の棚に置かれてないかと思ったがそんなことはなかった。

自分はかつて退職と再就職の合間に裁判傍聴とか国会図書館とかあちこち回って、その時金もないので(官公庁街の飲食店は高いのです)よく公的施設で食えるとこで食っていたのだけど、それを思い出した感じ。でもまあ10年くらい前(よく言ってた日比谷図書館が改築前でまだ食堂が汚かった頃だし)、その頃の味は平凡ーだったのだけど、ここ数年でお役所のそういうのも変わったのか、その頃自分の開拓が甘かったのか。

もう一冊同時刊行された、Web連載をまとめた『ゆかい食堂セレクション お肉編 』のほうは、中心が大阪なのでどうも東京住まいの人間としては距離感があるので(というわけで東京、それも西部希望)、こちらのほうが今回はなじみ深くてよかった。逆に言えば関西方面でお役所シリーズを待っている人も多いかもしれない。

前述のように農水省食堂はかなり評価が高いので一度行ってみたい。あと近いので中野とかも。
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ゆかいなお役所ごはん (星海社COMICS):くらふと

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