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藤子不二雄 Archive

あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。
 去年はマンガ感想ブログとして新たにしたにもかかわらず、その後仕事の量が増えて更新が予定よりかなり少なめになってしまいました(本当は週に2回は更新する予定だったのですけど……)。

 今年も仕事の量次第で更新頻度が変わりそうですが、なるべく合間を見つけて書くようにしたいと思います。仕事の最中も休憩がてらマンガはしっかり買って読んでいるので。

 で、去年の年末には、ものすごく欲しかったものの、金額の高さに迷っていたブツを買ってしまいました。それは『藤子・F・不二雄大全集』の第一期セット、全33巻をセットで。下が証拠。

 

F領収書

F領収書

 ちなみに一月前、仕事用のノーパソを買ったのですが、それより高いという。でも、実際に届いた現在刊行分(『ドラえもん』4巻まで、『パーマン』4巻まで、『オバケのQ太郎』3巻まで、『エスパー魔美』2巻まで、『海の王子』1巻、『キテレツ大百科』全2巻、『バケルくん』全1巻)を見たら、買って良かったなあと。おそらくこれならセットで買わなくてもバラで買っていただろうし、それなら思い切ってFノートがついてくるセットでいいかなと。

 とりあえず今年は仕事場と称するマンガの置き場所が出来たので、お金が続く限りは買いこみたいなと思う所存。

 まあそんなこんなで新年の挨拶になっていませんが、今年もよろしくお願いいたします。

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のび太の成長と甘かったママの変化

 変ドラさんのブログ版が出来ていました。

 ■変ドラ+プラス

 変ドラさんといえば、日本のインターネット黎明期(1990年代末期)における個人サイトの中でひとつのジャンルとして定着していたドラえもん研究サイトのうちの一つで、当時から「オシシ仮面」「ドラヤ菌」といったサイトなどと共にドラファンには有名だったサイトです。なんだかそのブラウザのブックマークを使って手動巡回していた時代を思い出しました。

 で、さっそく読んでみたらこのようなエントリーが。

 ■変ドラ+プラス ドラえもん第一巻レビュー(その1)

 最近、藤子・F・不二雄大全集の『ドラえもん』『オバケのQ太郎』『パーマン』が発売されましたが、さっそくその『ドラえもん』から1話の分析です。さすがというか、ツッコミどころが的確で読みごたえがあります。

 さて、この有名なドラえもん第一話ですが、読み直してみるとかなり注目すべきところがあります。その中の一つに、のび太のママとパパの態度というのがあります。

 連載では、のび太がままにしかられるというのはもう出だしの黄金パターンになっていますし、パパもそれをフォローするけど、時には厳しくというのが定番です。しかし、この第1話では、それとは逆にママもパパも非常に甘いのですよね。例えばドラえもんが引き出しから出てきて理想とはるかにかけ離れた未来を言われてキレた後、のび太を「こわいゆめをみたのね」と膝枕をして慰めたりするあたり。

 そしてそれは1話にある未来の写真にでもそうで、大学に落ちたときにも励ましのパーティーを開かれたり、はては就職先がなくて会社を設立する時に隣ではげましています。あくまで想像ですが、会社設立費用の出資元も両親なのではないかと。

 さて、このように1話では甘い両親だったのが、巻が進むごとに厳しい親(特にママ)に変わっていったわけですが、これについて面白い考察があります。それは小学館の発行したドラえもんの分析本『ド・ラ・カルト』の「のび太の天敵、怒るママはアジアで大人気」というところです。(ちなみにタイトルは、ママがドラえもんの道具によってのび太にやり込められるシーンがアジアの子供に人気があるということです。まあつまり、普段怒られている親に反撃できる行為がスカッとするといったところでしょうか)。

ド・ラ・カルト―ドラえもん通の本 (小学館文庫)

 さて、ここでは、この1巻の甘やかしに対して、以下のような文があります。

 結局この甘やかしがのび太を駄目にした一番の原因であり、ひいてはセワシのお年玉が50円になった根源でもあったわけだが、連載が進むにつれママは変わってしまった。のび太がだらしないことをすると、当然のようにガミガミと怒るお馴染みのママへと変身したのだ。のび太が少しずつではあるが成長していった理由は、ドラえもんが未来からやって来たと言うより、むしろママが甘やかさなくなったからという方が大きいのかもしれない
 小学館ドラえもんルーム編『ド・ラ・カルト』(小学館文庫)P105

 これを読んで、ああなるほど、と思いました。たしかに1巻のあの甘いのが、前述のように大学入試はともかくとして社会人になろうとする時まで続いていると、そりゃ過保護が過ぎるんじゃないかと思えます。
 となると、この本に書いてあるように、たしかにのび太が変わった影響は、ドラえもんが来たことよりも
ママの変化にあると思えてくるわけです。自分としても、叱っているママと1巻のママでどっちがのび太にとってよい母親か、となると、やはりそれ以降のほうに思えますし。

 ドラえもんは長期連載であり、且つ掲載差しがばらついているので、初期には性格や設定があわなくて、だんだんと統合されている面がありますが、多くの場合それはよい方向に向かっていると思われます(他の代表的なものとしては、ジャイ子がイヤミキャラから努力家になったことなど)。

 これから全集が刊行されてゆきますが、このチャンスに時系列で楽しんでみたいと思います。

ドラえもん 1 (藤子・F・不二雄大全集)

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