萌え系4コママンガ誌のよいと思う点をいろいろ挙げてみる

アニメ『けいおん!』が予想以上の盛り上がりを見せています。

けいおん! 1 (Blu-ray 初回限定生産)
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さて、この『けいおん!』の原作は、芳文社のまんがタイムきららに掲載されている、いわゆる萌え系4コマと呼ばれているものです。かつてはいろいろな雑誌がありましたが、現在有力なのはこのまんがタイムきららの3誌(『まんがタイムきらら』『まんがタイムきららキャラット』『まんがタイムきららMAX』)、それと一迅社の『まんが4コマKINGSぱれっと』でしょうか(もうひとつ先日消化した『トランジスタティーセット』が掲載されている『まんがタイムきららフォワード』というのがあるけど、あれはストーリー中心なのでここでは除外します)。

しかし、残念ながらこのジャンルの知名度は低いのか、アニメ化などがない限り、あまり雑誌時代の売り上げはないようです。

■参考:おれせん! ≫ きららの部数は4~4.5万部説。(情報元:ゴルゴ31さん)(※2012/12/3リンク切れ確認)

実際、うちの近くの本屋ではどこも売っておらず、近くにあるコンビニにだけ売っているという謎の現象が起きています。しかも去年あたりからAmazonでの雑誌取り扱いものなくなってしまったという。おそらくこれは対象者がオタク向けになっている上に歴史も浅く、市場が狭い故にこうなっているのでしょう。

ただ、これらの4コマにはなかなか注目すべき点はあると思うのですよね。というわけで、私が萌え系4コマ雑誌の長所と思っている点を書き出してみたいと思います。

4コマ故に密度が濃い

4コママンガ誌は薄く、きららのページ数を数えてみてもだいたい220ページくらいです。しかし、これの密度はかなり濃いです。
4コママンガは言わずもがな、4コマで起承転結が展開されます(そうじゃなく、4コマを越してストーリーが展開される場合もありますが)。1ページではだいたい2つの4コマがあるのが普通なので、1ページで2話分の話が楽しめるわけです。

掲載されている種類が多い

さて、雑誌における連載数ですが、数えると25~26本くらいありました。週刊少年ジャンプが21本なので、これより多い事になりますね。もちろん自分に合わないマンガもありますが、これだけあると何かしら楽しめるマンガが見つかる可能性が高いと。
こっちの4コマの場合ひとつあたりのページ数は6~8ページ位なのですが、前述の様に4コマの性質上内容が詰まっているので、気に入ったマンガが多ければ満足度もそれだけ高くなるという感じ。

軽く読める

私のマンガ読みスタイルというのは、パソコンでの仕事の合間に読んだり寝る前に読むなど、合間でちょこっとずつ読んでいくことが多くなっています。で、その時にしっかり読んでしまうとハマリこんで仕事や睡眠時間に支障を来す可能性があります。しかし4コマ漫画は1つを読むのに短く、さらにそれなりの充実感が得られるために、数分読んで置くというのに最適なのですよね。
もっとも、ちゃんと読みたいものはそれはそれで時間をとって読んでますけどね(主に寝る前)。

途中からでもそれほど違和感なく読める

さて、ストーリーマンガの場合、途中から読むとなにがなんだかわからないということがあります。しかし4コマの場合、基本4コマで完結するので、ある程度の状況を掴めば、初見でもそのまま楽しめることは多いです(もっともこれはストーリー漫画でも1話完結などでそうなっているのも多いですが)。なので、いきなり買ってきて読んでも、そんなはねつける感じではないかと。
もし、興味があるものが見つかって、それを詳しく知りたい場合は単行本を買って下さい。

比較的安い

この手のオタク向け雑誌は価格が高めになりがちですが、きららシリーズの場合だいたい350円と比較的リーズナブルです。さすがに少年ジャンプ並とはいきませんが、オタク系としては検討していると思えます。故にお試しで買っても損をしないレベルかと。

同人作家として馴染みのある人がいる

これは個人的な印象になりますが、この萌え系4コマの作家には同人作家の人や出身者が多いのですね。特に私が同人誌よく買っていた2000年代前半に、葉鍵ジャンルだった人が散見されたり。故になんとなく馴染みがあり、且つ応援したくなるという感じ。

ただ、デメリットもあります。それは単行本の値段が高いこと。800円台とかなりかかるのがちょっとつらいかなと。あとやや薄めだし(あずまんが大王も同じくらいの厚さだったからこれは4コマの宿命かな)。まあ密度がある故と思って下さい。
あと、連載が単行本化されないものがあるのですよね。それも比較的長くて本数が揃っていても。さらに1巻が出ても2巻が出ないこともあります(さすがに一度人気が出たけいおん!とか日だまりスケッチとかは大丈夫でしょうが)。故に単行本待ちは危険なので、雑誌のほうも買っておくべきではと。

まとめ

ま、こんな感じで今まで買ったことがなかった人も、一度くらい買って読んでみると、新たな発見が出来るかもしれませんので、『けいおん!』あたりで興味を持った人は一度買うのもいいかと。
まあ雑誌でも扱っている本屋が『けいおん!』効果で増えればいいのですけどね。

ちなみに萌え系に限らず、昔からある4コママンガ誌(芳文社の『まんがタイム』や『まんがタイムオリジナル』、双葉社の『まんがホーム』等)では最近入れ替えがあり、昔からやっている長寿4コマ(植田まさし氏の『おとぼけ課長』とかの類)だけではなく、バラエティに富んだものが多く見られます。それらは何故かコンビニ置きが多いので、そちらから発掘してみるのもよいかもしれません。

さて、今日は長くなったのでここで止めますが、今後は順次おすすめの4コマとかについて今後も書いてゆこうと思います。

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コメント

  1. koabe より:

    Amazonは低額の雑誌を一律取り扱い中止にしたそうです。

  2. […]  ■関連:萌え系4コママンガ誌のよいと思う点をいろいろ挙げてみる – 空気を読まずにマンガを読む […]

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